蛋白同化ホルモン療法(自費)
思春期前の低身長児に蛋白同化ステロイド剤を投与すると、最終身長が数cm伸びる事があります。 ターナー症候群の女児(思春期前)や思春期遅発症が疑われる低身長児に身長を伸ばす事を目的として投与する事があります。 また、思春期前で身長の伸びが悪い場合、蛋白同化ステロイド剤を投与すると、身長増加が認められる事があります。
副反応は、嗄声(声が低くなる)、ニキビ、多毛、陰茎肥大、陰核肥大などの男性化です。 この為、女児に使用する場合は、十分な注意が必要であり、6ヶ月未満の投与としています。また、骨端線の早期閉鎖や性的早熟を来すことがあります。
プリモボラン錠5mg