予防接種の不適当者および要注意者
不適当者(予防注射を受けることが適当でない者)
①明らかな発熱(37.5℃以上)を呈している者
②重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者(軽い咳や鼻水等は問題ない)
③当該疾病に係る予防注射の注射液の成分によって、アナフィラキシー(重篤なアレルギー反応)を呈したことが明らかな者
④ポリオ、麻しん(はしか)および風しん(三日ばしか)に係る予防注射の対象者にあっては、妊娠していることが明らかな者
⑤喘息発作を起こしている者
要注意者(予防注射を受ける際に注意を要する者)
①心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患および発育障害等の基礎疾患を有することが明らかな者
②前回の予防注射で2日以内に発熱(高熱)のみられた者、又は全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
③過去にけいれんの既往のある者(治療中の者は主治医の判断が必要)
④過去に免疫不全の診断がなされている者(主治医の判断が必要)
⑤当該予防注射の注射液の成分に対して、アレルギーを呈するおそれのある者