思春期医学とは?
生殖器系の発達とその異常、心の問題など思春期に起こる身体的・心理的な問題を中心に、小児科からの持続する疾患や思春期に発症する様々な疾患を対象とした新しい医学です。
思春期とは?
思春期の定義は身体的発育では、身長・体重が急増ならびに停止が重要な指標となっています。思春期は、小児期と異なった身体的・心理的成熟過程にあり、成人期に至るまでの連続した過程で、「小児が成人になる生物学的過程」のことです。思春期には個人差がかなりあり、年齢的には10歳前後~18歳前後です。
思春期には、両親から独立・分離を始め、家族としての活動に参加したがらなくなり、仲間や友人との関係に固執し、親や教師の権威に対して反抗します。また、自身の発育する身体、仲間の意見、独立、性に関する模索などに興味を集中していきます。