~小児科を中心とした地域医療と思春期医療のクリニックです(一般内科外来もあります)~
本症はカンジタ(真菌)の口腔内感染症です。新生児や乳児にみられ不潔な乳首などを介して感染すると考えられています。 頬粘膜を中心に舌、口唇に白色のミルクかすのように隆起する粘膜斑で、軽くこすっても剥離せず、無理に剥離すると出血します。通常は痛みもなく、哺乳にも影響はありません。
通常、治療は必要でないが、乳首、哺乳瓶等の口にくわえるものを消毒する必要があります。口腔内に多数認められる場合は、口内炎用のピオクタニンを少量塗布します。