咳止めとは?
ムコブロチン配合シロップ、プラコデシロップ、フスコデ錠、クロフェドリンS配合錠とは?
鎮咳作用の強い咳止めです。指示された量と服用間隔を必ず守って下さい。兄弟で同じ量でも、薬剤の濃さが異なる場合があるので、十分注意して下さい。
咳を止める作用はありますが、病気を治す効果はありません。通常は、気管支炎、感冒・上気道炎、肺炎、肺結核で使用します。
痰がよくでる場合や喘息発作では、状態を悪化させる事があるので服用しないで下さい。
テープ剤とは?
ホクナリンテープ、ツロブテロールテープ等の気管支拡張剤です。気管支拡張作用により咳を抑える効果があります。一般的な「咳止め」ではありません。
内服薬に気管支拡張剤(ホクナリン・メプチン等)がはいっている場合は、テープ剤を貼ると中毒症状(動悸・不整脈・頭痛・手のふるえ・嘔吐など)を示し、非常に危険ですので止めて下さい。
気道閉塞性障害による呼吸困難などを緩解する作用はありますが、気道の炎症を治療する効果はありません。通常は、気管支炎、気管支喘息、肺気腫で使用します。