小児科・思春期内科・小児アレルギー科 // みらいクリニック(スマホ版)

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み ら い ク リ ニ ッ ク
小児科を中心とした地域医療と
思春期医療のクリニックです
(一般内科外来もあります)

休診日:木曜日・日曜日・祝日他
(水曜日は、午後休診です)

症状(発作)

症状(発作)は?

 咳きとヒューヒューとか、ゼロゼロで、呼吸が苦しくなります。たくさん痰がでます。ひどくなると横になれず、話も出来ません。乳幼児では機嫌が悪くなり、寝かすと泣いてしまい、抱きかかえないと寝なくなります。軽い喘息発作が続くと疲れ易くなり、喘鳴や咳きが聞かれない時もあります。顔色が悪くなり、手足が冷たくなり、脈が速くなってきたら重症です。
 夜間の方が症状が強く出現する傾向にあり、胸痛や微熱を伴う事もあります。非発作時は無症状です。重症化すると窒息死する場合もあります。

かぜ(感冒)より気管支喘息を疑う症状は?

①夜になると出現する咳き(あまり強く咳込まない)。
②多くの場合、発熱のないかぜ様症状(低年齢児は、発熱と喘鳴の同時出現もある)。
③皮膚炎や鼻炎といったいわゆるアトピー症状の合併。
④運動による咳きの出現。
⑤季節の変わり目などに喘鳴の出現。

発作を早く見つける

 喘息発作が軽いうちに気づいて、早めに治療を始めれば早く楽になります。慣れないうちは、どんな状態が喘息なのかよくわからないでしょうが、病院に行く度に主治医に聞いて下さい。発作を早く見つけられるようになりましょう。

忍耐強く

 気管支喘息とは長いお付き合いです。発作が続いてもがっかりせず、発作がしばらくなくても油断せずに、根気よく治療していきましょう。

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樽状胸(慢性的な喘息発作)

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胸部圧迫による笛声喘鳴の誘発

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