症例(5)
初診時、患児は、12歳1ヵ月の男児で身長が144.5cm(-0.7SD)、骨年齢が13歳10ヵ月、Tanner(B/G):Ⅳ、Tanner(PH):Ⅱでした。
12歳1ヵ月から性腺抑制とプリモボラン剤内服を開始しました。保護者の希望で、治療2ヵ月後にプリモボラン錠を中止し成長ホルモン療法を開始しました。半年後にプリモボラン錠内服を再開しました。16歳6ヵ月(骨年齢15歳5ヵ月)になり保護者の考えで治療を終了しました。終了時身長は170.1cm(-0.0SD)でした。治療の継続は可能でした。