予防接種の副反応
四種混合ワクチン
①発赤、腫脹、硬結等の局所反応(初回接種1回目で約20%、その後接種回数を増すと40~50%)
②37.5℃以上の発熱(接種後24時間以内で3~4%)
③不機嫌(接種後24時間以内で10%)
麻疹ワクチン
①37.5℃以上の発熱(接種後5~14日で約20%)
②麻しん様発疹(接種後5~14日で10~20%)
③熱性痙攣(200~300人に1人)
④脳炎・脳症(100~150万人に1人以下)
⑤亜急性硬化性全脳炎(100万人に0.5~1.0人)
風疹ワクチン
①小児では、発熱、発疹、リンパ節腫脹はほとんど認められない。
②成人女性の場合は、接種1~2週間後に関節炎を認めることがある(4%以下)。
日本脳炎ワクチン
①37.5℃以上の発熱(接種後2日以内で1%以下)
②発疹(接種後2日以内で1%以下)
③注射局所の発赤、腫脹、疼痛を認めることがある。
④急性散在性脳脊髄炎(因果関係は不明)
おたふくかぜワクチン
①37.5℃以上の発熱(接種2~3週間後で2~3%以下)
②一過性耳下腺腫脹(接種2~3週間後で2~3%以下)
③無菌性髄膜炎(接種2~3週間後で数千人に1人)
小児用肺炎球菌ワクチン
①37.5℃以上の発熱(10~20%)
②注射局所の発赤、腫脹(10~20%
Hibワクチン
①注射局所の発赤(44.2%)
②注射局所の腫脹(18.7%)
③注射局所の硬結(17.8%)
④注射局所の疼痛(5.6%)
子宮頸がん予防ワクチン
①注射局所の発赤(88.2%)・腫脹(78.7%)が接種後2日~数日間持続
②注射局所の疼痛(99.0%)
③倦怠感(57.7%)・筋痛(45.3%)・頭痛(37.9%)・胃腸症状(24.7%)・関節痛(20.3%)