薬が目的とする作用とは別に、生体側にとって好ましくない、あるいは期待しない有害な反応を生じることがあります。この有害な反応を副作用(副反応)と言います。
抗生物質は体に直接働きかけるのでなく、体内の細菌に作用するので、適切な使い方をすれば、あまり心配ありません。
しかし、抗生物質を服用する毎に発疹がでる人は、必ず受診時、医師に申し出て下さい。
一方、抗生物質を服用している時に、腸内細菌のバランスを乱すことで下痢傾向になったり、発疹、悪心、嘔吐、出血、血尿などがみられる事もありますが、原因薬剤が抗生物質のみとは限らないので、必ず受診し医師の指示に従って下さい。
抗生物質を安易に使いすぎると耐性菌が増えて、本当に必要な時に効かないという危険性があるので、医師の指示に従って内服して下さい。
服用時にみられる自覚できる副作用(副反応)は、眠気、傾眠、ふらつき感、食欲不振、悪心、カユミ、倦怠感などで、特に服用し始めに多くみられます。 そのような症状が続いたり気になったりする時は、必ず受診して下さい。
長期間の内服が必要な為、定期的な検査を受け早期に副作用(副反応)を発見することが大切です。
また、抗痙攣薬を服用することで「性格が変わる」「頭がおかしくなる」ことはありません。