低身長・二次性徴・性ホルモン・思春期内科 // みらいクリニック(スマホ版)

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み ら い ク リ ニ ッ ク
小児科を中心とした地域医療と
思春期医療のクリニックです
(一般内科外来もあります)

休診日:木曜日・日曜日・祝日他
(水曜日は、午後休診です)

神経性食思不振症


 10~20歳代の思春期の女性に多く、思春期の女性の1000人い1人ぐらいの割合で発症します。原因として、心理面では幼児期から積み上げられた自己像の混乱がみられ、しばしば強い強迫傾向が認められ、それは徹底した体重へのこだわりやダイエット、過活動あるいは学業への集中のかたちで現れます。また病気の根底には社会的に大人になっていくことに対する恐れや親の高すぎる欲求水準に対して、無意識の反抗があるのではないかという可能性も推測されます。
 身体的変化として極端な体重減少、無月経以外に低血圧、徐脈、骨粗鬆症、浮腫、消化管機能低下、齲歯、低体温、皮膚感想、産毛の増加などが現れやすく、標準体重以下であっても、体重が増えたり、太ることを強く拒否し、「太っている」と主張したり、体の一部が「太っている」と思い込んでいることが多くみられます。重症になると生命の危険がある病気で、死亡率は約10%です。患児は自分の食行動の異常に気づかず過活動で精神症状、問題行動は比較的少ないようです。

1.標準体重の-20%以上の痩せ
2.食行動の異常(大食い・隠れ食い・不食など)
3.体重や体型について歪んだ認識(体重増加に対する極端な恐怖)
4.発症年齢が30歳以下
5.無月経
6.原因として他に器質的疾患がない

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