低身長・二次性徴・性ホルモン・思春期内科 // みらいクリニック(スマホ版)

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み ら い ク リ ニ ッ ク
小児科を中心とした地域医療と
思春期医療のクリニックです
(一般内科外来もあります)

休診日:木曜日・日曜日・祝日他
(水曜日は、午後休診です)

吃音(きつおん)


 言語器官の協調運動がうまくいかず、話し言葉のリズムに障害をきたす状態です。最初の音や音節を反復するもの、最初の音を引き伸ばすもの、途中で急に詰まって出てこなくなるものなど色々あります。発症は2~5歳が多く、性別では圧倒的に男児に多くみられます。
 構音器官や中枢神経系の器質的異常は認められず、親の過剰な期待に、子供が発語に対して背伸びをして無理が生じ、その為に吃音が生じる場合がほとんどです。
 正常の言語発達においても、時に繰り返しやためらいは認められるものです。大部分の子供では短期間のうちにこうした状況は消失しますが、一部の子供においては持続します。これは多くの場合、親が子供の言葉の引っ掛かり、繰り返しやためらいを許さず過度に干渉することで、子供の発語への緊張が強化され吃音になると考えられます。

一次性吃音

 2~5歳頃までの言葉の引っ掛かりは正常です。しかし、周囲の人、特に母親がこれに対して神経質に注意し干渉すると、子供はそれまで異常と思っていなかったのに、自分の話し方はおかしいと意識するようになります。そして、さらに話し方の非流暢さが増加していきます。

二次性吃音

 吃音頻度が増加し持続して出現するようになってくると、子供は自ら吃音を認識し「焦る/止めようとする/気を付ける/用心する/心配する」などの気持ちをもつようになります。その後、話すことが困難であると認識するようになり、話し言葉の中断、もがき、回避がみられるようになります。

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