手足口病
手足口病とは?
手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれができるウィルス性の病気です。お尻・肘・膝に丘疹ができることもあります。
乳幼児に好発しますが、学童・成人にも感染します。以前にかかったことがあってもまたうつる場合があります。同胞や集団保育の場ではすぐに感染します。潜伏期は2~5日で、5~7日間で治癒します。
症状は?
発熱が10~20%で38℃程度が多く持続しません。皮疹はかゆみはなくおおむね無痛ですが、年長児や成人ではちくちくする、触ると痛いと訴えることもあります。口の中が痛くて食事ができないことがあります。
予後は良好ですが、時に無菌性髄膜炎を起こすことがあります。
家庭で気を付ける事
口の中が痛いときは、しみないものを与えましょう。熱いもの、塩味や酸味の強いもの、固いものは控えましょう。
入浴は、熱がなく元気ならかまいません。
こんな時はもう一度診察を
①口の中が痛くて水分をあまり飲まない時。
②高熱が3日以上続く時。
③吐いてぐったりしている時。